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「C」(第8話)

あれ、1話どこかで見逃したのか?と思うくらいに急転直下の展開。今まで三國[ CV:細見大輔 ]の「椋鳥ギルド」がやってきた事は何だったのか?公麿[ CV:内山昂輝 ]が気にしてきた「現実世界への影響」がまるでどうでも良い事のように、破滅に急転直下の日本。

なによりも羽奈日[ CV:牧野由依 ]の変わりよう・・。教育実習から戻って、未来の自分への夢を膨らませていたはずの羽奈日が、どうしてあんな無気力状態に。確かに存在が消えていないだけマシかもしれないけれど、江原[ CV:飛田展男 ]を見ていれば分かるように、未来を失った人間の末路には、悲惨の2文字しか浮かんでこない。

今回の演出で特にハッとしたのが、東南アジアの金融街が破綻した時の映像。次々とMIDASマネーへと姿を変えるアセット。そして何か分からない、たこの足のような得体の知れない物がそれを上空から吸い上げ、そして現実世界が崩壊していく。ニュースでは時々耳にする"破綻"という単語。もちろんこれはフィクションなんだけれど、その怖さをまざまざと見せつけられた気分。

そして真朱[ CV:戸松遙 ]は、公麿の父の破産により消えてしまった存在だった、という事なんだろうか?意味ありげな公麿の記憶だった。

「C」(@フジテレビ) / アニメーション制作:タツノコプロ

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