異国迷路のクロワーゼ(新番組:第1話)
コミックス原作のアニメ化。原作は未読。1話から日本人がまさにあこがれるフランスの美麗な街並みと、そこに映える湯音[ CV:東山奈央 ]の黒髪に夢中になってしまった。異国迷路のクロワーゼが相当重くて、作品としての注目度がかなり高いことをうかがわせる。
そんな夢のような世界観とは裏腹に、1話の内容はけっこうシビアだったと思う。日本からフランスに奉公にやってきた湯音の前途が、無条件に明るいわけがない。湯音がさっそくクロード[ CV:近藤隆 ]の店、「ロアの看板店」の掃除を始めたときから、嫌な予感がしていた。何か落としたり壊したりするんじゃないかって。だから湯音が看板を引っかけて壊しちゃった瞬間は、俺も固まっちゃったよ・・。
無愛想で人当たりのあんまり良くない印象のあったクロードだけど、湯音がせっかく直したばかりの看板を引っかけて壊した時も、その対応はものすごく大人だった。俺はてっきり、湯音を相当激しく叱責するんじゃないかと思ったんだけど。そして湯音もそこまで自虐的にならなくても・・。とは言え、この件をきっかけに湯音とクロードの距離が縮まった事は間違えない。
アニメーション制作はサテライト。TVシリーズにおける作画クオリティの維持においては少々不安のある制作会社だけに、この美しい映像をどこまで維持してくれるだろうか。ところで、この作品がTVKの地デジでのテレビシリーズ初視聴。知ってはいたけど、ウォーターマーク(局ロゴ)が無いことにちょっと感動。
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