電波女と青春男(第11話・最終話:第12話)
▼11話・最終話
放送前から「実は全13話の予定が震災の影響でTV放映は12話になりました。(13話はBlu-ray買ってね♪)」という情報を仕入れていたので、果たしてどう完結するんだろう?と思ったけど・・良い具合に青春な終わり方だったじゃないか。最後はこれまでのお気楽が嘘のように真[ CV:入野自由 ]が悩んでいたし、単なる電波キャラだった社[ CV:井口由香 ]までが、ちょっといい人に見えた。
しかしだ、青春ポイントにおいては前川さん[ CV:渕上舞 ]とのイベントにもっと高得点をつけないと!あの前川さんのさりげない告白。時々見せる照れた表情と仕草。敢えていつもどおりの言い回しで自分の気持ちを伝える前川さん。真のあの反応・・・・はぁ~、おそらく気づいてないんだろうな。
バスケの試合に挑んだ流子[ CV:加藤英美里 ]、ホームランをハイタッチで迎えたエリオ[ CV:大亀あすか ]。女の子たちとも言い具合の青春イベント。12話は予告がないから得点加算が見られなかったけれど、おそらく相当な高得点だったに違いない。
女々[ CV:野中藍 ]のキスで全部吹き飛んだ可能性もあるけどね(笑)
▼とにもかくにもエリオ
エリオの可愛さに完全にノックダウンされた。アップになったときの、青く透き通った瞳とキラキラの綺麗な髪の毛。じっとこっちを見つめられるようなあのカットは、完全に反則だろ。しかも不意にやってくるその瞬間。リアルにドキッとしちゃうんだよね。時間をかけて脳内で思考するんじゃなくて、もう脊髄反射的にやられてしまう。エリオっていうキャラ作りはもちろん、絵も大亀あすかの演技も、全てをひっくるめて凄まじい破壊力だった。
▼けだるい青春ストーリー
真の絶妙な脱力感に自分も思わずシンクロしてしまうようなストーリー。このストーリーだからこそ、エリオや流子、前川さんに社といった、ちょっと変わってるんだけど魅力的な女の子たちがリンクするんだろう。新房監督のいつもの画作りと演出も、しつこさは全然なくてむしろ心地よいくらい。気合いを入れすぎてもいないし、完全に放り投げてしまっている訳でもない。俺にはこの絶妙なバランスが実に心地よかった。
▼女の子が可愛い!
エリオにノックアウトされたのはもちろんのこと、女々を含めて真の周りにいる女の子たちはとにかく可愛い。もちろん作画は相当に頑張っていたと思うし、エリオとか前川さん、流子なんかは特に何気ない仕草(首をちょっとかしげるとか、目線を泳がすとか)へのこだわりもハンパじゃない。特に夜のエリオの神秘的な演出なんかは、思わず心奪われるくらいのクオリティ。
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