BLOOD-C(新番組:第1話)
喜多村英梨の演じた小夜の鮮烈なイメージが今でも頭に残っているBLOODシリーズ。その最新作は、ストーリー原案とキャラ原案にCLAMPを迎え、小夜[ CV:水樹奈々 ]に水樹奈々をキャスティングした、オリジナルアニメーション。
ちょっとドジッ娘な小夜のいつもの朝から始まり、学校での平和な日々。作品のコンセプトを知っているが故、平和な日常ほど見るのが辛い。いずれこの平和な日々も無くなってしまうのではないか?という恐怖が、どうしても捨てきれない。小夜が仲良くしている友だちが多いほど、そんな疑心暗鬼に陥ってしまうな。
Bパート後半、小夜と「古きもの」との戦い。小夜の力が決して圧倒的な訳では無いのか、戦いはかなり拮抗する。アニメにありがちな威勢の良いかけ声とかは一切無くて、小夜が本当に真剣に戦っていて、そしてその戦いがかなり熾烈だって事がヒシヒシと伝わってくる。それを支える作画や演出といった要素も加わって、とにかく圧倒的な迫力だ。
「古きもの」を倒し、父である唯芳[ CV:藤原啓治 ](この人、最終話まで生きていられるだろうか・・・。嫌な予感がする)の姿をみたとたんに、あの無邪気な笑顔だ。血まみれの制服とのコントラストが、小夜という存在に対しても警戒心を抱かせるには十分な演出だった。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント