STEINS;GATE(第13話)
まゆり[ CV:花澤香菜 ]の死を回避するため、未だ実験すらしていなかったタイムリープマシンに手をかけたオカリン[ CV:宮野真守 ]。鳳凰院凶真を名乗るいつものオカリンの姿は、そこにはなかった。
タイムトラベルを題材とした作品では、常に壁となる事象。仮に過去を変えても、結果は違えど同じ未来が待っている。つまりまゆりの死をどんな手段で回避しようとしても、その経過や状況は違えど、まゆりは必ず死を迎える―。今、オカリンがハマっている状況がまさにそれだ。
解決の糸口が見えないまま、ひたすらにまゆりの死という状況だけが何度も突きつけられる。映像的にもそうだし、オカリンの精神状態を考えると、いつまでも耐えられる訳がない。今はまだ、暗闇でもがいているオカリンだけど、彼の戦いはいよいよここからが本番。そしてSTEINS;GATEのストーリーもいよいよ本番だ。
たとえゲームで展開を知っていても、ここから始まるオカリンのタイムリープの旅には、絶望という2文字が常に浮かび上がる。それだけに、ここからのストーリーは過酷。
STEINS;GATE(@TOKYO MX) / アニメーション制作:WHITE FOX
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