異国迷路のクロワーゼ(第9話)
子どもの頃のクロード[ CV:近藤隆 ]とカミーユ[ CV:矢作紗友里 ]のエピソード。次回予告を見る限りではまだ終わりではないみたいだけど、どうもあのまま気まずい関係を解消することなく、年月が経ってしまったように見える。
カミーユが口にした「野良猫」と「飼い猫」という言葉に、何か彼女が既に背負っていた運命のような物の重さを感じてしまう。カミーユ自身、自分が飼い猫だってことはおそらく十分に理解していたんだろうな。だけど、クロードにはそれを意識するような所がない。それも含めて、自由気ままな野良猫。
もし時代が時代なら、二人は友だちになれたはずだし、その先の関係もあったに違いない。こういうところに、この作品の持っている世界観の重さを感じる。それがリアルでもあるし、今回のようなエピソードはちょっと心が沈んでしまう。
しかしだ、そんな沈んだ気持ちを思いっきり浮上させてくれるのがアリス[ CV:悠木碧 ]と湯音[ CV:東山奈央 ]の二人なんだよね。特に今回は、アリスの大騒ぎも妙に心地よかった。
異国迷路のクロワーゼ(@TVK) / アニメーション制作:サテライト
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