ロウきゅーぶ!(最終話:第12話)
▼最終話
硯谷との試合。紗季[ CV:日笠陽子 ]が放った最後のシュート。俺はたぶん、このシュートは入らないんだろうなという気がしていた。そのままアイキャッチ、そして場面転換と古典的ながらストーリーの引っ張り方が上手いな。どうなの?どうなったの?という疑問は、しかし昴[ CV:梶裕貴 ]の表情で一目瞭然だったな。
だけど、今回の試合では結果以上に見所が山のようにあった。ひなた[ CV:小倉唯 ]のトリッキーなプレー。当たり負けしてない愛莉[ CV:日高里菜 ]。この二人を見てるだけでも、このチームの成長が見て取れる。真帆[ CV:井口裕香 ]の短気なところは相変わらずだけどね。
最後はロリきゅーぶ!の異名に恥じない、らしい終わり方でひとまず終幕。俺としてはもう少し、智花[ CV:花澤香菜 ]たちと昴のバスケを見てみたい気がするし、昴と葵[ CV:伊藤かな恵 ]の関係も見てみたい。原作ストックがあるんだったら、続編もあるか?
▼真面目にスポ根アニメ
1話を見た時からのその印象は、最終話まで見終わっても変わることはなかった。キャラクターや絵柄はさておき、この作品のストーリーからは、バスケに対する気持ちがヒシヒシと伝わってくる。それは作者自身がおそらくバスケが好きなんだんろうって思わせてくれるに十分なレベルだ。この絵にアレルギーが無いならば、見ておいて損はないくらい、スポーツアニメとしての完成度は高かったと思う。
▼ロリきゅーぶ
とは言え、キャラクターの設定が小学6年生ということと関係なく、キャラデザがロリであることは否定しない。一方でバスケに打ち込む彼女たちというギャップが、さらにこの作品に対する印象を良くしたのかもしれない。とりあえずロリかどうかは置いておいて、ひなた[ CV:小倉唯 ]が「おー」って言ってるのを聞くと、心が和む(笑)。
▼スピード感ある作画
この作品の見せ場の1つ、それはバスケシーン。試合はそれほど多くなかったけれど、練習でも結構激しい動きをしていたし、その作画のクオリティが作品の善し悪しを左右するくらい、重要な要素だった。キャラの頭身はアニメのそれだけど、細かい動き、フェイントとかボールの受け方とか、とにかく綿密な作画だった印象。前述のストーリーとも相まって、作品のクオリティ向上に大きく貢献したと思う。最終話の試合の作画が、少々残念だったのは心残りだ。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント