No.6(第10話)
ようやくだ。久々に沙布[ CV:安野希世乃 ]の姿を見て、まずはホッとした。何はともあれ、沙布の肉体が消滅して精神体だけの存在になっていたりとか、なにやら気持ち悪い生物の身体がくっついていたりとか、そう言うことが無くて一安心。
しかしだ。明らかに生気の入っていない沙布の目。そして周りに転がる人の姿。どう考えても、事態が正常とは思えないわけで。それは久々に沙布と再会した紫苑[ CV:梶裕貴 ]はもちろん、今までのネズミ[ CV:細谷佳正 ]の用心深さなら、すぐに気づいておかしくない。
と、まぁココまでは良いとして。沙布との再会という盛り上がりに水を差すようであまり言いたくないけれど、とにかくここに至るまでの過程があまりにご都合主義過ぎて、流石にそろそろ言わせてもらう。
そもそも単に死体を積み上げるだけなら、なんでわざわざ矯正施設に連れ来る必要がある?俺は「人体実験でもするのか」と勝手に解釈してたんだけど。そしてあの積み上がった死体。普通に考えて紫苑がゲロったくらいじゃすまないだろ。
あの高さだと、下の方には相当な重さがかかってるはずで、つぶれた死体から体液とか内臓が・・。おそらく数日と待たず、あの空間はあんな生やさしい状況じゃ済まない。そして腕と足を撃ち抜かれたネズミ。服で縛ったくらいじゃ出血は絶対止まらないし、痛みで正常な思考が出来る状態とは思えない。世界観の作り込みが甘すぎて、なかなかストーリーに没入できない。
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