輪るピングドラム(第13話)
渡瀬[ CV:小泉豊 ]が陽毬[ CV:荒川美穂 ]に注射した、リンゴのようで何かの薬らしいその液体のおかげで、結局陽毬は息を吹き返す。
基本的に「よく分からない何か」を「何となく分かったような気がする何か」で説明してきたこの作品のストーリーだけど、どうにも今回の渡瀬パートとも言うべき彼の独白で綴られるエピソードは、はっきり言ってちんぷんかんぷん。陽毬のペンギン帽、そしてピングドラム。それとの関係がありそうという、もはや自明の事実以外はね。
しかし過去のことはそれほど語ってこなかった晶馬[ CV:木村良平 ]が、こうも苹果[ CV:三宅麻理恵 ]に自分の事を話すとは。極力明るく振る舞っているように見えていた晶馬だけど、やっぱり彼の中では、両親のことは今でも相当な重荷になっていそうだ。
そして普段の晶馬は、明らかにその重荷を忘れよう、忘れようとしてあがいていたように思えてくる。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント