ペルソナ4(新番組:第1話)
最近ではおそらく珍しいRPGを原作としたアニメ化。しかもその4作目をアニメ化ということで、タイトルも最初から「4」。「3」をベースにしたアニメが2008年1月から放送されていたようだけれど、少なくとも俺の記憶にはないし、過去の録画リストを見ても入ってないので、おそらく見ていない。ゲームも未プレイ。
それでも、「ペルソナ4」がゲームに留まらず広くメディアミックス展開されていたことは何となく知っていた。番宣も良かったし、このアニメもさぞかし面白いに違いないと思っていた。過去形なのは、正直この1話に肩すかしを食らった気分だから。
この1話の最大の見せ場は、悠[ CV:浪川大輔 ]が「ペルソナ」と口ずさみ、そして襲いかかる悪魔(?)を颯爽と切り捨てるシーンだと思う。そしてそこへの到達を前提に、この1話のシナリオが用意されたように思う。
序盤、かなりの駆け足展開で、初見の俺が「面白そう!」と思う暇を与えてくれない。早い話、着いていけない。世界観、そしてキャラクター。どちらもこの1話では、スッと入ってこなかった。面白くないとまでは言わないけど、これはもう少し工夫の余地があったんでは?それとも、敢えてこういう構成にして、徐々に浸透させていくつもりなんだろうか。
映像面では、キャラクターの顔にグラデーションがかかったようなエフェクトが入っている。しかしそれ以前に、1話にして既にキャラクターの作画が少々不安定な気がする。逃げ回る悠や千枝[ CV:堀江由衣 ]の動きなんかは丁寧に作っていた印象だったけどね。画的には、総じて安定感に欠ける1話だったかも。
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