Fate/Zero(第6話)
襲撃というケイネス[ CV:山崎たくみ ]の判断は、決して間違ってはいなかった。聖杯戦争の定石から考えるなら、当然サーヴァントを仕向けてくるという発想も、当然のことなんだろう。しかし襲撃相手が切嗣[ CV:小山力也 ]な上に、しかもホテルのビルごと爆破とは・・・。
この一件が、まさしく切嗣という魔術師の王道を外れた魔術師の一端を、まざまざと見せつけてくれた。教会での綺礼[ CV:中田譲治 ]と時臣[ CV:速水将 ]の会話を聞いていれば、本来、サーヴァントを他のマスターが攻撃することは御法度。まぁケイネスを狙ったと言えばそれまでだけど、しかしあの状況ではもう誰を狙ったとかそういう次元じゃない。
切嗣たちがまだ他のマスターを一歩リードしていると感じるのは、やはり未だにセイバー[ CV:川澄綾子 ]のマスターがアイリスフィール[ CV:大原さやか ]だと認識されていること。キャスター[ CV:鶴岡聡 ]とも戦闘にならなかったあたり、運も味方している。
そんな切嗣の策略、さらにはおそらく死んではいないと思われるケイネスの契約。サーヴァント同士の戦闘が無くても、相変わらず濃密なストーリーで今回もお腹いっぱいだ。
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