輪るピングドラム(第23話)
16年前の事件の亡霊。渡瀬[ CV:小泉豊 ]は人間として本来この世に存在していない。冠葉[ CV:木村昴 ]と晶馬[ CV:木村良平 ]の両親、[ CV:子安武人 ]と千江美[ CV:井上喜久子 ]もまた同じ。
渡瀬の回想を信用するならば、おそらくその原因を作ったのは桃果[ CV:豊崎愛生 ]の唱えた「呪文」にあるんじゃないだろうか?運命を切り替える呪文―それが半分で終わってしまったことが、この混乱した状況を招いていると俺は解釈した。
奇しくもその日記は苹果[ CV:三宅麻理恵 ]の手の中で、灰となってしまった。しかしだ。今まで何度もその日記に目を通していた苹果ですら、その呪文には気づいていなかった。ということは、誰が見ても分かるようにはおそらく書いていなかったはず。桃果が呪文を読み上げる場面でも、1つのページを見ているのではなく、かなりの速度でページをめくっていたし。
ここで久々に登場したキーワード、「ピングドラム」。これが呪文と関係あるのは間違いないだろう。ようやく全ての謎が1つに繋がる瞬間が近づいてきたかな。
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