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パパのいうことを聞きなさい!(最終話:第12話)

▼最終話
最終話にして、祐太[ CV:羽多野渉 ]たちが1つ大きな壁を乗り越えたような気がする。それは良いとか悪いとかじゃなくて、これから4人で家族として生きていくっていう、意思表明みたいなものだと思う。

「さんかんび」にあれだけの人が集まってくれたのも、祐太がどれだけ"家族"のために一生懸命だったか、多くの人が分かっていたって事の証明。もちろん、愛すべきひな[ CV:五十嵐裕美 ]のキャラクターもあるけれど、これまで祐太が必死に守ろうとしてきた苦労が、まさに報われた瞬間だ。

11話から仕上げに入った感のあったストーリーだけに、今回の展開は予想の範囲ではあった。個人的には、ED中の引っ越しエピソードは無い方が良かったかなぁ。今の家が狭いのは分かるんだけどね。あの場所に帰る決心がついたっていう意味だと思うんだけど、むしろ逆戻り?という印象。

▼描きたいテーマは理解出来るが
特徴的なタイトルと流行の絵柄から、ストーリーを聞かされなければ「同居ラブコメ」と誤解する。しかしこの作品の場合、最後の最後まで、やっぱり両親の死とストーリーが切り離せない。それ故、描けるテーマもあるということは理解しているつもりだ。

その前提で、アニメで初めてこの作品に触れた人、どう思っただろうか?結局俺は、その重苦しさに残念ながらこの作品を深く楽しんだり、何かを強く感じたりすることが出来なかった。俺と同じように最後までその設定故に苛まれる人と、心温まる家族の物語として見る事が出来た人で、感想は全然違うことになると思う。

[ CV:上坂すみれ ]美羽[ CV:喜多村英梨 ]の本心は分からないけれど、何をしていてもどうしても無理しているように見えてしまって、いたたまれなくなるんだよな・・。

▼年齢設定に再考の余地有り
空の14才はまぁ分かる。思春期真っ盛りで素直じゃないところとか、アニメ的な誇張は当然のこととして、"アリ"だと思う。俺が気になるのは美羽だ、美羽。その冷静で大人びた言動は、ストーリー上もかなり重要な役回りで、その進行を左右する。

でもちょっとまって。美羽って10才だよ、10才!自分が10才の時を頑張って思い出してみるけど・・・はっきり言って遊ぶことと食べること位しか考えてなかった、というかそのくらいしか覚えてない(笑)。流石に彼女にこのポジションは、"ナシ"じゃないかなぁ。お気楽ラブコメならアリなんだけど、如何せん、この作品は基本シリアスだから。

▼作画は安定
この手のジャンルは、feel.の十八番。もう少し洋服のデザインバリエーションはあっても良いのでは?と思ったけれど、作画クオリティの維持という点ではやむなしか。このシリアスな展開に次元の低い作画だと相当に残念な出来になってしまうだけに、良い仕事だったと思う。

パパのいうことを聞きなさい!(@TOKYO MX) / アニメーション制作:feel.

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