バクマン。2(最終話:第25話)
▼最終話
亜城木夢人が遂に掴んだアンケート1位!最後までハラハラさせる展開だったけれど、まずは目標としていたところにようやく手がかかったってところかな?先はまだまだ長いけれど、今は最高[ CV:阿部敦 ]・秋人[ CV:日野聡 ]と共に、喜びを噛みしめたい気分。
とは言え、二人にとってはそれこそこれからが勝負なんだよな。マンガ家を志したときから、二人はいつもこうやって少しずつ少しずつ、大きな目標に近づく努力をしてきた。何度も何度も挫折して、それでも絶対に諦めない。二人の強さにはいつも圧倒されるな。
それにしても、今回のアシスタントはこれまたクセのありそうなメンツに。編集長[ CV:堀内賢雄 ]もかなりシビアな条件を付けているみたいだけど、本気でアニメ化するなら1クール作品だとしても、かなりの期間の連載が必要。このメンツ、果たして上手くいくんだろうか?
こうしていろいろな種をまきつつ、既に第3期の放送が秋(2012年10月新番と思われる)から始まることが決定済み。ここはしばし、次なる試練の時を待つことにする。
▼実は王道?
「諦めなければ全て上手くいく」なんて綺麗事を言うつもりは無い。この作品に込められているメッセージも、そんなうわべだけの夢物語じゃ無いはずだ。最高と秋人の諦めないっていう気持ち。悩んで悩んで、何にでも真剣に向き合って、そして自分たちが決めた道をひたすらに努力する。
ジャンプに連載される多くの王道ジャンルの作品のテーマに、まさにズバリとハマっている。そしてその少年誌らしい熱いテーマに、俺も一緒にハマらせてもらった。主人公と一緒になって、大きな壁を越えるためにがむしゃらになれる一体感。これぞ王道漫画の醍醐味だよね。
▼挫折と悩み
1期に比べると、残念ながら最高と秋人にとっては、上手くいかないことが多かったと思う。トントン拍子で駆け上がってきた1期の頃がまるで嘘のように、やることなすこと上手くいかない。
リアルな世界観、というよりもリアルを題材にしているこの作品の場合、その葛藤や悩みが、とにかくストレートに伝わってくる。何か凄い力に目覚めて難所を突破できる訳でも無いし、修行の成果で必殺技が身につく訳でも無い。
そこに香耶[ CV:矢作紗友里 ]や蒼樹[ CV:川澄綾子 ]も加わって、ストーリーをより面白くしていたと思う。
▼もう少し漫画が見たい
無理を承知で言うと、もう少し作中で登場する漫画が見てみたい気がする(笑)。しかしながら、それが見えないことで、多くの人の中で"想像"された作品が存在しているからこそ、亜城木夢人の可能性も膨らむんだよね。アニメーションとしての作画は1期から継続して安定。3期もこの調子でよろしくお願いします。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
こんにちはです、
ファンサイト「花は舞い 月は輝く」及び
ブログ「星屑の流星群」の管理人の花月(かづき)です。覚えてますか?
実はとあるブログの評価企画へのお誘いに来ました。
3月終了アニメ評価企画という企画なんですが
よろしければどうでしょうか?
「バクマン二期」も評価対象です。
下のURLにルールが書いてあり、
記事を書き終えた後にそこにトラックバックを送れば完了です。
もちろんコメントからでの参加もありです。
http://picoro106.blog39.fc2.com/blog-entry-5909.html
投稿: 花月(かづき) | 2012年6月14日 (木) 23時34分