坂道のアポロン(第4話)
ステージを見つめる百合香[ CV:遠藤綾 ]の瞳の先には、混乱したステージを見事にまとめ上げた淳一[ CV:諏訪部順一 ]の勇姿。千太郎[ CV:細谷佳正 ]や薫[ CV:木村良平 ]を見るときとは、明らかに違う。
それにしても、その見た目とは裏腹の薫の積極的なアプローチには、ちょっとビックリ。あの状況で、律子[ CV:南里侑香 ]にキスとは!それでも薫も感じていたとおり、律子の心は少なくとも今は薫には向いていない。それが分かってしまうから、薫は強引な手段に打って出たのかも。
徐々に複雑な人間関係になってきた恋愛模様だけれど、一方でジャズを通じて薫たちが一つにまとまっていく様子は、まるで対照的にまとまりが出てきた。酔っ払いのおっさんに止められてしまったけれど、今まであまり演奏を楽しんでいる様子が見られなかった薫が、あんなに楽しそうにピアノを弾いているなんて。
「音楽で会話」するような、4人の一体感。この先さらに洗練されたらと思うと、今からの楽しみだ。人間関係がこじれなければ、の話だけども・・・。
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