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Fate/Zero(第18話)

切嗣[ CV:小山力也 ]の少年時代、場所も背景も分からないけれど、シャーレイ[ CV:高垣彩陽 ]という女の子と過ごした、ホントにわずかな平穏の時間。今は決して見る事の無い、切嗣の笑顔。

今回のエピソードだけでは、作品における位置づけはまだ不明瞭なまま。その状態でも敢えて言うならば、俺は切嗣の過去は、見せない方が良かったのでは?と思っている。目的のために、如何に非難を浴びようとも罵られようとも、淡々と銃の引き金を引く。

切嗣の怖さというか、得体の知れないところ、底の見えない不気味さは、素性が分かってしまうとまた違う見方になってしまう。おそらくはそこが制作陣の狙いなんだと思う。これまでは単に人を殺すだけの冷酷な男と見えていた切嗣を、また違った角度から見せようという意図。俺はそういう部分は、敢えて隠しておく方がより楽しめるんじゃ無いかと思う。

ところで、今回シャーレイが自ら矩賢[ CV:千葉一伸 ]の薬を飲まなかったとしたら、平和な時間は長く続いていたのか?おそらく答えはNoだ。矩賢はおそらく、実験と称して躊躇無くシャーレイにその薬を試したに違いない。彼には何処か、今の切嗣の面影を感じる。

Fate/Zero(@TOKYO MX) / アニメーション制作:ufotable

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