クイーンズブレイド リベリオン(最終話:第12話)
▼最終話
まずは第1部完ってことかな。アナウンスは無いけれど、1期も分割2クールだったし、最後にアンネロッテ[ CV:遠藤綾 ]が「3つの月が重なる時に再び・・」とか言ってたので、たぶん3ヶ月後には後半12話って事だと勝手に解釈した。
なので「まだ途中」と言われればまぁ分かるんだけど、そうじゃないとすると実に中途半端な終わり方になってる。アンネロッテがクローデット[ CV:田中敦子 ]と戦う覚悟を決めたってのは良しとしても、結局のところこれまで用意してあったストーリーの伏線とか1期のキャラとか、何にも生かされないまま終わっちゃった。
せめて「もう一度、クイーンズブレイドが始まる!」的な煽りがあるとか、なにやら陰謀めいた第三の勢力がチラッと映るとか、どうせ続けるならそういう「見え見えのエサ」が欲しかったよね。最終話らしい盛り上がりもそれほど感じなかったし、これで最後と言われると、やっぱり拍子抜け。
▼ストーリーが物足りない
1期の場合、レイナ[ CV:川澄綾子 ]は絶対勝ち残るというお約束があるにしても、クイーンズブレイドっていう予想できない要素があった。毎回、誰が勝って誰が負けるのか。どういう戦いになるのかっていう楽しみがあったんだよね。
ところが、今回の場合はあんまりそういう未知の要素が無くて、単純な「正義と悪」の構図に近い世界観。これはちょっといただけないよねぇ。相変わらずたくさんの闘士はでてくるのに、それを活かせないストーリー。1期と同じようにクイーンズブレイドをやっても面白くないと考えたんだろうけど、俺はもっとシンプルで良かったと思うけど。
▼珠玉のおっぱいアニメ
この作品を語る上で、やっぱり切り離せないおっぱい作画。1期の場合、AT-Xは「光が射さないけど4:3のサイドカット」という謎のフォーマットだったけど、今回はそんなこしゃくな(笑)演出もなく、快適に視聴できた。
とにかく戦いで劣勢に立たされると、都合良く胸の部分だけ敗れる洋服。このご都合主義が実に素晴らしい(笑)。そこまでして、おっぱいを書きたいのか!と呆れを通り越して、感心してしまうこだわり。加えて、どうみてもただ悶えてるだけのミリム[ CV:豊崎愛生 ]の鎧とか、シギィ[ CV:小林ゆう ]の性なるポーズとか、いろいろやり過ぎ(笑)。
▼濃密なストーリーに期待
俺の中では完全に2期があることになってるけど、やっぱりストーリーだよね。作画もキャラクターも申し分無いし、バトルシーンもそれぞれのキャラクターの特性を生かした戦いで見応えもある。となれば、あとは中身だ!
1期では良い意味で「単なるおっぱいアニメ」の域を超えた出来だっただけに、リベリオンにも期待してしまうぞ。
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