氷菓(第6話)
「自分が何で怒ったのか分からない―」。える[ CV:佐藤聡美 ]がいよいよ意味不明な事を言い出したかと思ったが、なるほどそういうことか。要は何で尾道先生[ CV:山崎たくみ ]が自分を怒らせるような間違いをしたのかって事に、「気になる」わけだ。
奉太郎[ CV:中村悠一 ]の妄想とは言え、気になるえるのデフォルメキャラと、その絶妙なまとわりつき具合が実に可愛い。あれには思わず顔がニンマリしてしまうぞ。ああなってしまったら、奉太郎の省エネモードも切り上げるほか無い。
今回の"謎"自体はそれほど大がかりな物でも無いし、奉太郎が「尾道が数学教師だから故の間違い」と言い出した当たりから、おそらくほとんどの人に「そういうことね」という納得感があったはず。謎解きの心地よさを体感させつつ、この何気ない放課後の謎解きがまた、心地よい。
奉太郎たち4人の関係も絶妙だし、少しずつえるに心を許してる感じがする奉太郎にちょっと驚いてみたり。この作品らしい"日常"を満喫できるエピソードだ。
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