Fate/Zero(第24話)
"聖杯"の奇跡の力だけを信じて、ただひたすらに屍の山を築き上げてきた切嗣[ CV:小山力也 ]。その切嗣に突きつけられる現実。普通の人間なら、自暴自棄になってもおかしくないようなその状況で、イリヤスフィール[ CV:門脇舞以 ]とアイリスフィール[ CV:大原さやか ]の幻をその手にかける・・・。
切嗣がこれまで犯してきた罪が正当化されることは決して無い。だけど彼の身になって、今まで歩んできた自分の人生が、その人生の目的が無に帰したその瞬間を目の当たりにして、ただ一方的に切嗣を責める事なんて俺には無理だ。
その切嗣が最後の敵となった綺礼[ CV:中田譲治 ]。その冷静な物言いとは対照的に、彼の思想はとにかく危険だ。もしあの状況で綺礼が切嗣に勝っていたら。そう考えただけでも、恐ろしくなる。
そしていよいよ、Stay nightへと引き継がれる今回の聖杯戦争の終末が近づいてきた。綺礼の死を悟っているはずなのに、全く動じることの無いアーチャー[ CV:関智一 ]が、切嗣の令呪を使ったセイバー[ CV:川澄綾子 ]への命令に顔色を変えた。ここまでうろたえるアーチャーを見るのは初めてだ。
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