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咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A(最終話:第12話)

▼最終話
最後の最後で、[ CV:花澤香菜 ]のドラ6炸裂!松実姉妹の回想からの、ドラ3ピン切り。そして宮永照[ CV:中原麻衣 ]への直撃!これはかなり熱い展開だった。まだ先鋒戦、これを受けた[ CV:MAKO ]がどう戦ってくれるか楽しみだ。

そして玄は、気づいているんだろうか。[ CV:小倉唯 ]たちがこれまで照と壮絶な心理戦を戦ってきた末の、今回の上がりってことを。中でも時の消耗はハンパなかったな~。最後はもう完全に廃人状態。だけどあのポンは、確実に玄の上がりが見えた上での打ち筋。やはり千里山のエースを名乗るだけの事はあるな。

そしてそんな試合の裏で、隠乃[ CV:悠木碧 ][ CV:小清水亜美 ]、感動の再会!・・・の割には、意外とあっさりしてたな(笑)。いよいよ盛り上がってきたところで第1クール終了は何とも惜しい。2クール目での試合再開が待ち遠しい。

▼やっぱり対局が熱い!
インチキ麻雀ではなくて、ガチの真剣勝負なんだけど、玄の「ドラ」だったり、侑の「あったかい牌」だったり、現実にはあり得ないフィクション要素を加味した麻雀。この「ちょい足し」の具合が実に巧で、勝負を面白くしてくれる。そしてそれこそが、咲の麻雀の面白さ。

序盤は隠乃たちのキャラクターの土台を固めるエピソードで、これが結果的に後半の対局を面白くしてくれる。そう分かっていても、最初から麻雀の対局が見たくてしょうがなくなっちゃうんだよね。これもまた、咲の魅力だ。第2クールも、おそらく次鋒戦ではなくて、少し違ったエピソードから始まるんだろうなぁ。またしばらくはもどかしい思いをすることになりそうだ(笑)。

▼改めてのキャラ作り
"咲"のタイトルは付いているけれど、前作の番外編的な位置づけということもあり、キャラクターはゼロからのスタート。最初は正直ちょっと戸惑った。だってタイトルに「咲」って付いてるのに、咲が主人公じゃないんだから。だけど、麻雀を始めてくれれば、その違和感もあっという間にゼロクリア。

そんな麻雀、あり得ないだろ!と声を大にして突っ込みたくなる突拍子も無い対局が、やっぱりこの作品に魅力だし、それをやってのける個性的すぎるキャラクター。この二つの絶妙なバランスこそ、咲の面白さだよね。それはこの阿知賀編でも、全く変わることは無かった。

▼相変わらずのキャラデザ
麻雀が始まれば気にならないけど、やっぱり普段はあのアンバランスな身体のラインとか足の細さは気になって仕方ない(笑)。まぁそれを気にする作品じゃないか。対局の作画は前作よりさらにレベルアップしてると思うし、何より見せ方が上手い。麻雀が好きなら、やはり一見の価値があるアニメだと思う。

咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A(@テレビ東京) / アニメーション制作:Studio五組

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