ソードアート・オンライン(新番組:第1話)
アクセル・ワールドの原作者でもある川原礫氏原作の同名ライトノベルをアニメ化。作品としては、アクセル・ワールドよりも、こちらのソードアート・オンラインの方が先に発表されていたようだ。原作は未読。
この作品が好きな人には耳が痛いかもしれないけれど、「オンラインゲームを題材にした作品」と聞くと、やはりその先駆者は『.hackシリーズ』だよね。そして仮想空間と現実世界との巧みなリンクを描いた作品となると、俺は『lain』を真っ先に挙げる。
この作品も、ストーリーの方向性としてはこの2者の特徴を持った作品だと思う。電脳世界という意味では『鋼殻機動隊』もあるよね。じゃあこの作品のオリジナルな部分は?まぁ流石に1話でそれを見て取れというのは無理な話か。
主人公であるキリト[ CV:松岡禎丞 ]は、この手のゲームプレイヤーの典型を投影したような、孤独なプレイヤー。やはりこの死のゲームにおいて、彼の人間的な成長がこの作品のテーマになるんだろうか?とは言え、命がかかるとなれば、仲間とか友情とか、そんな生やさしい言葉だけが通用するはずもない。そんな生々しい感情を、どこまで描ききれるのかは注目だ。
作品の世界観は、"ゲーム"ということで、ある意味で何でもアリ。とは言え、広大なフィールドを連想させる背景はなかなか凄い。この圧倒的な映像の迫力は、このゲームの現実離れしたクオリティを文句なしに表現できていると思う。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
割と各所で言われてますが、この作品のWEB連載が始まったのが2002年、電撃ゲーム小説大賞応募用に執筆されたのはさらに前ですから、.hackシリーズよりも前の作品になります。当時は結構新鮮な設定で、こういったジャンルの先駆けでありました。それから10年も経って今ではありきたりで古臭い王道ものに感じられるようになってしまってますが。
ちなみに現在アニメ放送中のアクセル・ワールドは元々こちらの作品の執筆中に息抜きというか気分転換に外伝的なさらに未来の話を書き始めたものだったそうです。
投稿: 枕式 | 2012年7月 9日 (月) 02時31分
コメントありがとうございます。
なるほど、作品としては.hackより古いんですね。
活字メディアには疎いので、全く理解してませんでした^-^;
フォローありがとうございます。
投稿: dr.ume | 2012年7月11日 (水) 00時06分