ひだまりスケッチ×ハニカム(最終話:第12話)
▼最終話
第4期が始まった時に、このシリーズはヒロ[ CV:後藤邑子 ]と沙英[ CV:新谷良子 ]の卒業を見届けることになると覚悟していたんだけどね。
敢えて年が明けて、入試が始まる前でストーリーが終わったということは、まだ続きをやるよ!という意気込みだと思って良い?1クール作品とはいえ、4期ってことは1年分だからな。流石に5期目は難しい気がする。だけどまだまだこの作品には続いて欲しいって思えるくらい、最終話もいつも通りのエピソードだった。
宮子[ CV:水橋かおり ]が年越しそばやら善哉やら、果てはみかんをこれまた美味そうに食べるもんだから、相変わらずお腹が空いてくるじゃないか。これでお雑煮とかをもりもり食われた日には、もう我慢できないぞ。
▼いつも通りのひだまり荘
たぶん1期を見たばっかりの俺がこの4期を見たら、「全然違うじゃん!」というかもしれない。だけど4期を見終わった今の感想は、「最初からずっと変わらないひだまり荘」なんだよね。それにどこか安心してる自分がいる。
ゆの[ CV:阿澄佳奈 ]や宮子も進級してるし、乃莉[ CV:原田ひとみ ]となずな[ CV:小見川千明 ]が加わってるから、随分と様相は変わってるはずなのにね。これはやっぱり、この作品の持ってる「安心感」なんだろうな。
▼ゆのもちょっとお姉さんに?
乃莉となずなが加わったのは3期からだけど、その時はゆのが随分と無理矢理に先輩を演じようと苦労してた記憶がある。だけど今期のエピソードでは、全然そんな印象はなかった。
自然と乃莉やなずなのことを気にかけながらも、ヒロや沙英にも気を遣う。知らないうちにすっかりゆのが大人になってるなぁって思った。宮子が相変わらずなおかげで、ゆのの成長が余計に目立ったかもね(笑)。
▼奇をてらわない演出へ
新房監督とSHAFTの作品は、俺的に好みが分かれる。この作品の演出や画作りは、俺の好きな新房監督かな。奇抜なカット割りとか、やたら文字を読ませるカットとか、背景での細々した演出とか、俺はあんまり好きじゃないんだよね。
1期のひだまりはまだそういう路線が色濃く残ってたと思うんだけど、流石に4期まで続いてくると、作品の持っている雰囲気に自然と引っ張られるんじゃないだろうか。
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