D.C.III ~ダ・カーポIII~(最終話:第13話)
▼最終話
あれだけたくさんの女の子に迫られて、それでもハーレムルートを選択できる清隆[ CV:小野友樹 ]がある意味で凄い・・。それで怒るどころか安心しちゃう葵[ CV:海保えりか ]とかさら[ CV:桜咲千依 ]あたりもどうかと思うけど。
さくら[ CV:美名 ]が語り出した「長い話」っていうのは、無印の「D.C.」の事か?それとも、それすらも越えたさらに昔の話?D.C.はゲームをプレイしたことあるんだけど、なにぶん昔すぎて覚えてない。
最後にちょっとだけ清隆と立夏[ CV:新田恵海 ]、そしてさくらのいたあの光景は、D.C.Ⅲもう1つの舞台、ロンドンの魔法学校らしい。どうもゲームを未プレイだと、消化不良な感じの残る最終話だったな。
▼ラブコメの王道!
ちょっと優柔不断な主人公に、先輩から後輩、同級生までのヒロインたち。この作品の基本はラブコメの王道だ。そしてちょっとだけ、ほんのちょっとだけエロも加えてあって、世界観を理解するのにそれほど時間はかからない。
ただ、初音島の桜の存在とか、随所のシリーズものならではの「知ってて当然」的な要素があって、それがとっつきにくくしているような気もする。敢えて桜の秘密とか魔法の話には深入りしてなかったのは、それを表に出しすぎると、ラブコメの方が沈んでいきそうなくらいに大きなテーマだったからかもね。
▼これは本気で迷う・・
最初はシャルル[ CV:宮崎羽衣 ]で決まり!と思った。だけど姫乃[ CV:佐々木未来 ]やさら、そして葵のエピソードでは、それぞれのヒロインに引っ張られ。
そして最後は立夏だ。これは清隆が「現状維持」を選択したくなるのも分かる気がする。それくらい、この作品のヒロインのキャラクターと、そしてそのエピソードには魅力があったと思う。
▼もう一声
ラブコメとなれば、やっぱりヒロインの可愛さは命だよね。作画クオリティという点では、OPの映像を見た時から「これはちょっと危ないかも・・・」という気はしてた。まぁレベルが低いわけじゃないんだけど、もう少しリアル系作画の方が俺は好きだなぁ。
だけどこの作品の場合は、ヒロインの仕草とか表情がちゃんと描けていたことで、多少は救われたかな。上目遣いで話す感じとか、照れてる表情とか、その辺の出来は文句なしだった。
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