生徒会の一存Lv.2(最終話:第9話)
▼最終話
卒業式の晴れやかながらも悲しい雰囲気での幕引きよりも、「前夜祭」的な感じでいつもどおり騒いで終わる。この終わり方の方がこの作品らしいかもね。さすがに最後のホワイトボードには、感傷的な気分にさせられた。
だけど、鍵[ CV:近藤隆 ]のくりむ[ CV:本田真梨子 ]たちへの言葉と、そしてくりむたちからのお返しの言葉。あのやりとりはなぁ・・。せっかくの告白のはずが、なんかときめく物を感じない。
終わりよければ・・と言ってあげたいところなんだけど、やっぱり最終話もいつもどおり俺の面白いと思うポイントはことごとく絶妙にスルーしてくれたようだ。
▼最高潮は・・
文句なしに0話でしょ。あの鍵と水無瀬[ CV:桑島法子 ]のエピソードがあまりにも面白かったから、その後にも期待しちゃったんだよね。
1期ではもっと圧倒的な「どうでも良い感」があふれ出てたはずなのに、この2期ではそれを通り越して、何をやられてもイマイチ興味が持てない展開ばっかり。元々、ストーリーの起承転結とか、盛り上がりの起伏とは無縁の作品なんだけど、それでもここまで何も無いと俺は退屈すぎてダメだ。
▼キャスト変更の意図は?
制作会社の変更は分かるとして、なんでキャストを変える必要があった?それもメインキャスト5人のうち、知弦[ CV:美名 ]と真冬[ CV:野水伊織 ]の2人だけ。中の人には何の罪もないけど、やっぱり1期のイメージが強いから違和感はあるよね。
1期ではそれぞれのキャラクターの鍵に対する気持ちを推し量ったり、もどかしさを共有したりして楽しめるエピソードも多かったんだけど、この2期にはそういうキャラクター同士の会話や駆け引きを楽しめる要素も全然感じられなかったんだよね。やっぱり総じてパワーダウンかな。
▼作画は2期が好み
キャラデザに関しては個人の好みの領域かな。俺は0話の感想に書いたとおり、2期の作画の方が好き。だけどクオリティが高かったのかと言われると、ちょっと微妙だ。みんな髪型も全然変わらないし、着てる服もほぼ一緒なのに、その分のパワーが他に回ってない感じ。
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