« カーニヴァル(最終話:第13話) | トップページ | ハヤテのごとく!Cuties(最終話:第12話) »

這いよれ!ニャル子さんW(最終話:第12話)

▼最終話
木星帰りのあの人と言えば、そう、ノーデンス[ CV:島田敏 ]・・じゃなくて、シロッコだよ、シロッコ。ガンダムネタは王道だけど、やっぱりZとかのネタが多い気がする。どんだけおっさんホイホイなんだか。もちろん、ノーデンスとシロッコの中の人は同じです。

ニャル子[ CV:阿澄佳奈 ]が帰るいって言い出したときは、さすがに最終話はシリアスで押してくるかと思ったけど、結局はいつも通りの平常運転って感じか。ご褒美が「頭ナデナデ」であそこまで頑張っちゃうんだから、やっぱりニャル子の真尋[ CV:喜多村英梨 ]への気持ちは本物ってことかな。

惜しいのは珠緒[ CV:大坪由佳 ]が結局のところ真尋をどう思ってるんだ?ってこと。まぁ既に分かってはいるけど、やっぱり珠緒の口から直接聞いてみたかった。珠緒メインのエピソードはもう少しボリューム多くても良かったかな。

▼さすがに息切れ
やっぱりこの手のギャグ主体のアニメは、もうすこし短期決戦にすべきだと思うんだよな。2期だからという理由にこだわらず、15分フォーマットでも良かったんじゃない?やっぱり1期ほどの勢いはなかったというのが正直なところ。

普通は新キャラでのテコ入れがよくある方法だけど、ニャル子の場合はメインのキャラクターが基本的に変わってないわけだし、ストーリーもニャル子が真尋を追い回すという以上の物はやっぱり存在してないわけで。安定のお約束ではあるけど、やっぱりそれだけだと2期は物足りなく感じてしまう。

▼主役はクー子?
ニャル子が真尋を追っかけ回す展開は変わらないながら、2期はもしかしたらニャル子以上にクー子[ CV:松木未祐 ]が目立ってた気がする。これまでは真尋に敵意しかなかったはずなのに、今期は妙にしおらしかったからなぁ。

そして俺の中ではそのクー子と同じくらい、珠緒も真尋争奪戦に全面参加だと期待してたんだけど。やっぱり珠緒は1歩引いちゃうのかなぁ。このあたりは原作でもそういう位置づけのサブヒロインなんだろうし、あまりその枠を飛び越えるようなエピソードは、オリジナルでも難しいかな。

▼作画も可愛さ重視
作画面でもやっぱり目立ったのはクー子だな。これまでニャル子に媚びるような表情が多かったんだけど、真尋との会話で自然に照れたりするクー子の表情は、かなり新鮮で、そして意外にも純粋な彼女の性格が良く表れてる。

水着回なんかもお約束のようにあったりしたんだけど、2期はますますキャラクターの素の魅力を引き出す作画だった。下手な小細工とかエロアイテムに惑わされない、しっかりとした画作りだと思う。

這いよれ!ニャル子さんW(@テレビ東京) / アニメーション制作:XEBEC

|

« カーニヴァル(最終話:第13話) | トップページ | ハヤテのごとく!Cuties(最終話:第12話) »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 這いよれ!ニャル子さんW(最終話:第12話):

« カーニヴァル(最終話:第13話) | トップページ | ハヤテのごとく!Cuties(最終話:第12話) »