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たまゆら~もあぐれっしぶ~(最終話:第12話)

▼最終話
[ CV:竹達彩奈 ]とカメラ。父親と彼女とを繋ぐそのアイテムはたまゆらでは空気と同じくらいに「あって当たり前」の存在だった。カメラのない1日。それがこんなに違和感を感じるとはね。

珠恵(お母さんね)[ CV:緒方恵美 ]と楓、2人でのお出かけってのもまた新鮮。カメラと写真をきっかけにいつも父親の面影を追っている楓だけど、こういう繋がりもあるんだよね。自分の記憶にその場所をとどめるっていう、ある意味で誰もが何気なくやっていることなんだけど、やっぱり特別な感じがする。

カメラの故障に始まり、かなえ[ CV:茅野愛衣 ]の卒業、そしてそれぞれの目標に向かって楓から離れていく―。そんな一抹の寂しさを感じる展開の後だからこそ、やっぱりしみじみと感じる人との繋がりの心地よさ。

このしんみりとスローペースで浸透してくる感覚。これがたまゆらの魅力だって改めて感じた最終話だった。

▼別れの印象濃く、されど―
この2期は出会いと別れ、その後者にストーリーがフォーカスしていたように思う。だからどこか寂しさとかもの悲しさを感じてしまうんだよね。楓のちょっとした言動にもそれは現れていて、それはかおる[ CV:阿澄佳奈 ]たちも感じていたんじゃないだろうか。

だけど単なる悲しい別れのエピソードじゃなくて、登場人物の心の繋がりをテーマとしてしっかり包み隠さず描き出すっていうこの作品の趣向が、単なる一時の寂しさを越えた出来に仕上げてくれたんだと思う。卒業式という舞台にあっても、「これからも楓とかなえは一緒に写真を撮っているんだろうな」って思わせてくれる。

▼1期から揺るがないBGMクオリティ
いつも作品に没頭してしまい、ハッと気づくことが多いんだけど、これだけず~っとBGMが流れ続けてる作品も珍しいよね。ここぞ!というタイミングで敢えて気づかせるBGMの使い方もあると思うけど、この作品はそれとは真逆の演出。

楓のキャラクターや落ち着いたシナリオとも相まって、毎回心安まるしホッとする。"癒し"って言葉を簡単には使いたくないけど、やっぱりこの作品にはこの言葉がピッタリのような気がする。

▼2期はHD放送に
1期のSDアプコンには心底ガッカリしただけに今期のHD放送は「待ってました!」と言いたいところなんだけど・・・作画クオリティは並、もしくはそれ以下の事も多かったかなぁ。せっかくの背景も韓国の下請けに出してしまっては、果たしてその雰囲気を本当に映像化できているのか甚だ疑問。

内容がものすごく良いだけに3期を制作するのであれば、もう少し映像クオリティを磨いて欲しいと思う。これは切に。

たまゆら~もあぐれっしぶ~(@AT-X HD!) / アニメーション制作:TYOアニメーションズ

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