« 恋愛ラボ(最終話:第13話) | トップページ | ダンガンロンパ(最終話:第13話) »

進撃の巨人(最終話:第25話)

▼最終話
アニ[ CV:嶋村侑 ]がどうして巨人化する力を手にしたのか―。その謎は氷漬けのアニの身体と共に、いつ解けるとも分からない"謎"として残ってしまったか・・。だけどあの涙を見てしまったら、エレン[ CV:梶裕貴 ]が躊躇してしまうのも分かる気がする。

本当ならミカサ[ CV:石川由依 ]が真っ先にエレンを責め立ててもおかしくないんだけど、さすがのミカサも今回ばかりはエレンの無事を喜ぶ意外の心の余裕はないよな。あんな風にエレンの手を握ったミカサは初めて見た。

しかしアニの回想の断片的な情報と、そして膨大なテキスト量のアイキャッチの"坑夫"の話。まだまだ続きますよ!と言わんばかりのこの演出が実に心憎い。エルヴィン[ CV:小野大輔 ]の進撃宣言は、思わず震えがきたね。原作がどのくらいストックされているのか分からないけど、これは続きも絶対にアニメ化して欲しい。

▼圧倒的な世界観
日本のマンガの文化は本当に凄いと思う。これだけ大量の作品が世に溢れかえっているというのに、どうして読む人を引き込んでしまうこれだけの壮大な作品を生み出すことが出来るのか。これは本当に他の国にはない、日本の誇れる文化だと思うね。

進撃の巨人について、今更俺がどうこう講釈を垂れる必要はない。決して希望が溢れる世界でもないし、ありとあらゆる状況がエレンたちに絶望をもたらす。それなのに先のストーリーを見ずにはいられない。この先に進む足を止められない。"予測"っていう言葉がバカバカしくなるくらい、この作品の中で起こることは未知の出来事。

このクオリティを2クールに渡って維持し続ける原作のストーリーの出来がとにかく秀逸だ。

▼正義のヒーロー不在
エレンは主人公ではあるけど、勧善懲悪の正義のヒーローでは全く無い。巨人という理不尽な因子が存在する世界において、エレンの怒りと恨みは至極当然のものだと思う。この作品がジャンプ作品でもなく、そして深夜アニメである理由もそこかもね。

エレンに感情移入して、エレンの視点でという楽しみ方ではなかったと思う。なんか曖昧な言い方だけど、それがボンヤリしてしまうくらいに、この作品の世界観は圧倒的だし、登場する全てのキャラクターが死と隣り合わせ。この緊張感、緊迫感の中に飲み込まれてしまって、エレンたちを俯瞰するのがやっとだった。

▼オーバークオリティ
この作品を支えたもう1つの要素、それは作画。公式にアニメーター募集告知をTwitterでつぶやいてた時はどうなるかと思ったけど、よくもこのクオリティで2クール乗り切ったと思うわ。キャラクターの作画も立体起動装置のスピード感も、全てがテレビアニメの枠を遙かに超えてる。

原作では静止画故に読者の想像に委ねられていた巨人との戦い。ミカサの俊敏な動きだったり、リヴァイ[ CV:神谷浩史 ]の圧倒的な強さだったりと、こうして映像になってさらに説得力が増した場面も多かったと思う。とにかくこれだけの作品がテレビアニメで見られるって事が驚きだし、制作陣に感謝だね。

進撃の巨人(@TOKYO MX) / アニメーション制作:WIT STUDIO

|

« 恋愛ラボ(最終話:第13話) | トップページ | ダンガンロンパ(最終話:第13話) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/524102/58291852

この記事へのトラックバック一覧です: 進撃の巨人(最終話:第25話):

» (アニメ感想) 進撃の巨人 第25話 「壁」 [ゲームやアニメについてぼそぼそと語る人]
投稿者・ピッコロ 進撃の巨人 4 (初回特典:TVアニメ「進撃の巨人」オリジナルサウンドトラックCD2(全11曲47分)音楽:澤野弘之) [Blu-ray](2013/10/16)梶裕貴、石川由依 他商品詳細を見る ☆アニメを濃く熱く語りたい人は集まれ~!毎週水曜日と金曜日夜11時からアニメ系ネットラジオ「ピッコロのらじお♪」を放送!一週間のアニメの感想を語り合っています...... [続きを読む]

受信: 2013年10月 2日 (水) 19時34分

« 恋愛ラボ(最終話:第13話) | トップページ | ダンガンロンパ(最終話:第13話) »