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ロウきゅーぶ!SS(最終話:第12話)

▼最終話
最後は智花[ CV:花澤香菜 ]のシュートが決まって劇的な逆転勝利!―とはならずか。延長戦まで持ち込んだものの、実に惜しい敗戦![ CV:梶裕貴 ]が落ち込むのも無理はない。

とは言っても、6年生チームはみんな慧心の中等部に進学するわけだし、バスケを辞めてしまうわけでもない。となれば、今回の敗戦も智花たちには必要な経験かな。硯谷も含めて全員が"楽しいバスケ"をプレーできたってことが、この作品にとってはまさに集大成。

ところで。昴の「ずっと側に居て欲しい」って、もはや告白を通り越してプロポーズじゃないですか!「小学生は最高だぜ!」が「中学生は最高だぜ!」に変わるって事ですか。そうですか。いつもなら暴走しそうな智花も普通にOKしてるし・・。[ CV:伊藤かな恵 ]は残念ながら完全敗北だな。

▼進化した慧心チーム
1期もバスケのシーンはかなり見応えがあったけど、全員のレベルが上達した今回はそれがさらにスケールアップした印象。その分、1期のように段々と上手くなっていく楽しみは、ちょっと少なくなったかな。

5先生チームと6年生チーム、慧心と硯谷、怜那[ CV:長谷川明子 ]の存在などなど、好敵手と呼ぶにふさわしい相手がいてくれたおかげで、みんなが精神的にも大人になってるなっていうことを実感するエピソードが多かった。ストーリーは今回で一区切りって感じだけど、続編を作るならメインは5年生チームかな?

▼キャラ至上
「このロリキャラがバスケ?」という違和感を突き破ってくれる面白さが、このロウきゅーぶ!の見所だと思う。その点は1期も2期も同じで、今期は前述のとおり、精神的な成長が光っていた。というかみんな、大人すぎだろ(笑)。

そんな中でも、真帆[ CV:井口裕香 ]の賑やかしキャラが良いアクセントだったかも。1期では単なるうるさいキャラっていう印象だったけど、2期では「ムードメーカー」っていうポジティブな役職にクラスチェンジ。真帆がここまでチームに良い影響を与えていたとはね。

▼バスケはオマケじゃない
キャラありきの作品でありながら、ここまでバスケの色が濃いのはやっぱり1期同様、作画のクオリティだよね。今回は智花たちが上手くなってきてることもあって、いろいろとトリッキーなプレーも続出。

ボールの大きさとか、ゴールとの距離感、選手同士の距離感。もちろんフィクションではあるし、誇張があって当然なんだけど、それでもシュートが入るのか?ディフェンスをかわせるのか?っていう緊迫感を伝えるのにちょうど良いバランス。今回は最後まで作画のクオリティも均一で文句なしの出来だった。

ロウきゅーぶ!(@AT-X HD!) / アニメーション制作:Project No.9

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