ガリレイドンナ(最終話:第11話)
▼最終話
あの弁護士は絶対に何かあるっていう思わせぶりな演出だったけど、中身がシシーニョ[ CV:神谷浩史 ]だったか。てっきり葉月[ CV:真堂圭 ]を迎えに来たもんだとばっかり思ってたのに。
それとロベルト[ CV:楠大典 ]にはもっと痛い目を見て欲しかったんだけどな~。最後は自分の手で父親を撃ち殺しちゃうし、結局はロベルトのやりたいようにやられてしまったって感じ。これはちょっと萎える。
星月[ CV:日高里菜 ]が最後までガリレオ[ CV:梶裕貴 ]の事を自分の胸の内だけに留めておいたってことが、いろいろな想像が出来る。敢えてこういう余地を残してくれるストーリーは、俺の好きな展開だ。
▼尻すぼみのストーリー
作品の世界観とか設定はもの凄く俺の琴線に触れるな~と1話の段階では思ったし、凄く期待値も高かった。それが後半になってくると、ありふれたファンタジー作品に。
「ガリレオ・ガリレイ」っていう要素を上手く使いこなせていたとは思えなかったし、せっかくの3姉妹の活躍も星月にばっかりフォーカスが行ってしまって、a href="javascript:void(0)" class="cv">神月[ CV:大久保瑠美 ]や葉月はサブキャラも同然の状態。これはもったいないよ。素材は凄く良かったと思うんだけどな~。
▼期待の神月が
ガリレオ3姉妹の中で俺のイチオシは神月だったんだけど、ストーリーが星月中心であるが故、神月っていう女の子が主役となるようなエピソードは残念ながら出番なし。所々で神月の人となりは垣間見えたけど・・。
なんかこのままじゃ単なるワガママで聞き分けの良くない次女っていう、中途半端な印象しか残らないような。最後に男の写真を捨てて、自分の意志で再び星月たちと日本へ行く!って決意を見せてくれたことが、唯一の安心材料か?
▼作画のクオリティを生かせず
A-1 Picturesの作品は、特に最近かなり微妙っていう印象があったけど、映像的にこの作品はかなり良質だったんじゃない?寒いところが多くて、女の子メインの割には肌色が少なめだったけどね。
ともあれ、せっかくの映像美もストーリーが付いてきてくれないと、その魅力が薄れてしまうのは事実。3DCGのメカとかも重厚感があって良かったし、やっぱり世界観を生かしきれなかったっていう残念な印象になっちゃうな。
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