WHITE ALBUM2(第12話/最終話:第13話)
▼12話・最終話
一挙放送だった訳ではないけど、俺が一気に見たのでまとめて感想を。
学園祭での「届かない恋」、敢えて学園祭のエピソードで唄っている場面が流れなかったのには、必ず理由があって、そして「ここぞ」という場面でおそらくそのシーンを目にすることになると確信していた。そしてそれがこの最終話だったか・・。
奇しくも3人の関係がある意味で"絶頂"だった瞬間、雪菜[ CV:米澤円 ]はやがて迎える事になる自分の苦しい胸の内を綴った歌詞の歌を歌っていた―。その事実だけで、もうどうして良いかよく分からない気持ちになる。
春希[ CV:水島大宙 ]は明確にかずさ[ CV:生天目仁美 ]を選んだ。だけど雪菜の春希に対する気持ちは、そんな理由だけで消えてなくなるわけがない。雪菜の「どうしてこうなっちゃったんだろ・・」という言葉が、余韻を残したままの完結になった。
▼珠玉のラブストーリー
こんな三角関係のもつれてきな作品のどこが美しいのか?しかし俺にとって「WHITE ALBUM」という冠はものすごく大きいものだし、1作目が好きすぎて2作目には手を出してなかったんだけど、これぞWHITE ALBUMって思ったね。
作品の根幹は丸戸史明氏の持ち込み企画らしいんだけど、丸戸氏もおそらく1作目の世界観が相当に好きなんだと思う。だからこそこの作品が出来上がるんだろうな。誰の選択が正解でもない、誰を悪者にもできない。だけど雪菜の気持ちもかずさの気持ちも、おざなりにできない。
毎週見たいんだけど、怖くて見られない。これこそWHITE ALBUMの真髄だね。
▼ヒロインに肩入れできない
雪菜とかずさ。言うまでもなくこの作品のヒロインで、そして恋愛ADVゲームであればどちらかを選択するという場面に遭遇するわけだけど・・。これは選べないでしょ!
雪菜が単なる可愛い女の子ってわけじゃない事は、自分で春希に告白しちゃってる。むしろ純粋な恋愛に生きているのはかずさの方だったと思う。雪菜とかずさがお互いに憎しみあってるならともかく、たぶんお互いを「親友」と思っている気持ちに嘘はないと思う。
おそらく2期があるとしたらBlu-rayの売り上げ次第、そしてその放送は2015年の冬になると思う。果たして春希がこの関係にどういう決着をつけるのか。見てみたいようで、見たくないような・・。
▼唯一のネガティブ要素かも
俺がWHITE ALBUM2のゲームを敬遠したもう1つの理由、それはキャラデザ。やっぱりカワタヒサシ氏の画があってこそのWHITE ALBUMだと俺は思うんだよね・・。いかにもギャルゲー的な絵柄は作品の世界観に合ってない。丸戸氏はキャラデザについてどう思ってんだろ?
だからそれはアニメにも言えることで、決して作画の質に不満があるわけじゃないんだけど、「これじゃない」感はやっぱり最後まで残り続けた。
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