リトルバスターズ!~Refrain~(最終話:第13話)
▼最終話
そういう終わり方になりますか。おそらく原作どおりなんだと思うけど、俺は納得出来なかった。恭介[ CV:緑川光 ]たちに死んで欲しいと言うつもりは毛頭ないし、これが何よりも最高のTrueEndだとは思うけど・・。
1stシーズンの2クールと、このRefrainの1クールの計39話。理樹[ CV:堀江由衣 ]と鈴[ CV:たみやすともえ ]の心の自立と成長があったからこそ、今回の事故から恭介たちを救い出せたってことは、重々理解しているつもりなんだけどね。
となると俺が見たかったのは、理樹と鈴、恭介たちのいない世界で強く生きていく2人の姿だったんだろうなって思う。全て作品がそうであって欲しいと言うわけじゃないし、「理想を叶える物語」も全然嫌いじゃないんだけど、ことリトバスに関してはそうじゃない展開を心の何処かで期待してた。
▼成長は確かに感じた
鈴よりも理樹だよね、やっぱり。1stシーズンの時はそれこそあまり感じなかった理樹の弱さ。「ナルコレプシー」という病気の名前に覆い隠されていたけれど、そこに真実があったわけだ。
ストーリーは理樹の視点で展開しているけど、一方で理樹の視点に感情移入して物語の世界観に没入するところまではいかなかった。伝えたいこと、メッセージ性は分からなくないんだけど、枝葉末節の量が膨大すぎて、これをゲームでプレイしろと言われるとかなり辛い。
ただ、映像面では原作の絵柄よりもアニメはかなり一般的なキャラデザにシフトしていて、断然アニメの方が見やすい。作画もシリーズ通して安定していたし、緻密な絵柄って部類じゃないけど、映像のクオリティを心配する必要は皆無だった。
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