Wake Up Girls!(最終話:第12話)
▼最終話
WUGのステージ、もの凄く良かった!佳乃[ CV:青山吉能 ]が足を痛めたときにはどうなることかと思ったけど、あのステージを見て盛り上がらないオーディエンスはアイドル好きとは言えないね。俺はリアルアイドルは全然詳しくないんだけども・・・。
ライブのステージ作画もそれに呼応する出来。それこそ会心の出来とまではとても言えないけど、これまでの作画のクオリティを考えるとこの最終話には相当なパワーを注いでることは一目瞭然。劇場版のあの即興ステージ同様、ようやくストーリーに追いつけたかな。
結果的にWUGが優勝できなかったのは意外。このステージなら・・と思ったんだけどな~。赤味噌強し。だけどWUGの7人の誰一人として、このステージに悔いは残らなかったと思う。今出せる物を出し切っての結果。そこに意味があると思う。白木[ CV:宮本充 ]があのステージをみてどう思ったのか。それが知りたかったな。
▼フレッシュな気持ち
監督の山本氏の人となりもあり、こと雑音の多い作品だったと思うけど、俺は最初から最後までかなり楽しめたわ。ストーリーはありふれたサクセスストーリーかもしれないけど、キャラクターの個性はかなり際立っていたと思う。
キャスティングを新人で固め、舞台を仙台という地方都市に設定。これでかなり身近なアイドルグループっていうイメージ、ともすれば素人臭さが際立ったと思う。これはこの作品的には大正解だよね。MONACAの楽曲っていう要素はその点では反則だけどね(笑)。
作画という点においてはとても誉められた作品ではないことは確か。全体的なクオリティは相当に低いし、キャラクターの動きとかステージでの躍動感とか、本来はこの作品の命とも言える部分がかなりお粗末。おそらく相当に予算は厳しかったんだろうし、その中ではかなり頑張ってはいるんだろうけど・・。
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