ハヤテのごとく！ CAN'T TAKE MY EYES OFF YOU（第10話）

なるほど、ここで1話に繋がる訳か！なんでナギ[ CV:釘宮理恵 ]がどうしてあんな状況で砂漠に一人でいるのか腑に落ちなかったけど、これで納得。

原作は未読でアニメから入った俺の中では、どうしても「ハヤテ=ギャグアニメ」のイメージが抜けないから、この場面も完全になにか面白いことがあった結果だと思ってたけどなぁ。まさかこんなシリアスな展開から繋がっていたとは。これは意表を突かれたな。

しかし、ハヤテ[ CV:白石涼子 ]の言動の理由は、どうにもよく分からんな。ナギや雪路[ CV:生天目仁美 ]の事を忘れてる訳じゃないみたいだけど、黒椿の剣で射貫かれたことで、明らかにおかしくなってる。

確か「永遠」がどうとか、言ってたよな？どうもそれと今のハヤテの状況を上手く結びつけられない。

ハヤテのごとく！ CAN'T TAKE MY EYES OFF YOU（@テレビ東京） / アニメーション制作：マングローブ

ハヤテのごとく!!：最終話（第25話）

▼最終話
25話目にして俺が1stシーズンで持っていたイメージに近い内容だった気がする。パロディが伏字でもなんでもなく、思いっきりガンダム00とルルーシュなんですけど。そしてナギ[ CV:釘宮理恵 ]が「おねツイ（俺はおね2って言うけどなぁ）」のビデオをこっそり見ていたという衝撃の事実まで（笑）。タネを明かせばすべて黒田洋介つながりってことなんだけどさ。保身に走ったか？いや、サザエさんは十分冒険だったか。最後の最後で俺の中の作品像に極めて近い内容だったので、個人的に満足しました。面白かった。

▼1stシーズンとの違い
原作を読んでいない、アニメの1stシーズンが好きだった俺からすると、やはりこれは気にならざるを得ない。今回は制作スタッフがかなり変更となり、アニメーション制作スタジオも変更になった。小ネタとパロディ、そして笑いがメインと思っていた作品が、急にキャラクター中心のラブコメにシフトしたように俺には感じた。やっぱり最初は違和感があったのは否めない。なんとか自分に「2ndシーズンはこういう方向だよ！」と叩き込もうとしたけど、正直慣れるまでは1クールは必要だった。

▼ラブコメとして
ハヤテのごとくがラブコメだ、という認識が出来た後。ハヤテ[ CV:白石涼子 ]が好き！という気持ちで揺れるヒナギク[ CV:伊藤静 ]や歩[ CV:高橋美佳子 ]がストーリーの中心に。これが想像以上に良かった。やはりキャラ投票1位だけはある。些細な事で悩んだり落ち込んだり舞い上がったりしてるヒナギクの姿は、応援したくなるし実に可愛らしい。（俺はそれほどヒナギク派ではないけど。）

▼もっと期待したくなる
2ndは2クールで終わってしまい、前述のとおりヒナギクと歩中心だったこともあって、十分キャラが立ってるのに脇役的な扱いで終わってしまったキャラが実に多い。伊澄[ CV:松木未祐 ]とか雪路[ CV:生天目仁美 ]なんて1stではメインキャラ扱いだったのに、今回は完全にサブキャラ。まだ原作も連載が続いているようなので、ここはぜひとも3rdシーズンを。ちなみに2ndシーズンから見るって人は少ないと思うけど、ラブコメとして問題なく楽しめるでしょう。設定の説明は全然無いけど。

ハヤテのごとく!!（@テレビ東京：デジタル） / アニメーション制作：J.C.STAFF

ハヤテのごとく!!（第24話）

ヒナギク[ CV:伊藤静 ]が歩[ CV:高橋美佳子 ]に自分の想いを打ち明ける。今までの歩のキャラだとここでオロオロしてしまいそうなところ。それでも、ことハヤテ[ CV:白石涼子 ]との恋愛になると、意外なまでに大人な所を見せる。

高いところという効果もあり、完全にしどろもどろなヒナギクをしっかりと受け止める歩。こんな可愛い二人に好かれるなんて、なんともモテモテなハヤテ。だけど相も変わらず空気は全く読めないようで、ナギ[ CV:釘宮理恵 ]に親指が取れる芸を披露してドン引きされる始末（笑）。でもそんな関係もハヤテとナギっぽくて良いかな、なんて。

今回のシリーズではみんなだいぶ大人になってきたかも。

ハヤテのごとく!!（@テレビ東京：デジタル） / アニメーション制作：J.C.STAFF

ハヤテのごとく!!（第23話）

春風千桜[ CV:藤村歩 ]がヤバい（笑）。ギャップ萌えなのか？そもそも最初の登場はメイドでだったような気がするので、生徒会書記の方が裏の姿？ま～どっちでも良いや。最終回間近にして、かなり面白い登場人物を出してくれたな。原作どおり？

ワタル[ CV:井上麻里奈 ]のメイドのサキ[ CV:中島沙樹 ]もそうだし、もちろんマリア[ CV:田中理恵 ]もそうだし、ハヤテのメイド組は何でこうも面白い人ばっかりなんだ。

ちなみにストーリーの方は最終回が近いこともあり、序盤とはうってかわってナギ[ CV:釘宮理恵 ]にスポットの当たった展開が中心。咲夜[ CV:植田佳奈 ]が家族と仲良くしている風景を見てその場を去るナギの背中は、かなり寂しげ。

そうそう、ようやく自分の気持ちをうち明ける気になったヒナギク[ CV:伊藤静 ]と歩[ CV:高橋美佳子 ]の方も気になる。

ハヤテのごとく!!（@テレビ東京：デジタル） / アニメーション制作：J.C.STAFF

ハヤテのごとく!!（第22話）

ナース変装があっさり見破られてるマリア[ CV:田中理恵 ]最高！本人が「これなら絶対気づかれない！」と自信満々なところが最高のネタ振り。これは一発で全員見破ってくれ！というお約束展開を予定どおりやってくれるところが面白すぎ。

そして意外にも？ナギ[ CV:釘宮理恵 ]がかなり大人になったなぁと感心。歩[ CV:高橋美佳子 ]とは相変わらず馬が合わないようだけど、なんだかんだでバイト自体は成立してたんじゃない？客はほとんど来てないけど。

ハヤテのごとく!!（@テレビ東京：デジタル） / アニメーション制作：J.C.STAFF

ハヤテのごとく!!（第21話）

タマ[ CV:小杉十郎太 ]！今期はほぼ出番無しかと思ったら、タマが主役のストーリーが用意されていたとは。21話の雰囲気は全体的に1stシーズンに近かった気がする。「Aパートの海っぽいのは石神井公園（byタマ）」っていう絶妙すぎるお馬鹿設定が最高。プッチャン（極上生徒会より）と戯れるシラヌイ[ CV:阿澄佳奈 ]というころが、2ndシーズンならではかな？2ch風の掲示板でタマを助けたのが、実はナギ[ CV:釘宮理恵 ]ってところも、1stシーズンでは無かったパターンかも。

今回は純粋におもしろかった。

ハヤテのごとく!!（@テレビ東京：デジタル） / アニメーション制作：J.C.STAFF

ハヤテのごとく!!（第20話）

メイドネタとくれば、間違えなくマリア[ CV:田中理恵 ]大活躍ですね！という大方の期待を180度裏切って完全スルーとは。ハヤテ[ CV:白石涼子 ]についてはさておいて、残りの面々で一緒になって伊澄[ CV:松木未祐 ]をいじり倒す展開に。伊澄って最初からこんなキャラだっけ？常に真面目に全力投球するにも関わらず、それが全て笑いに繋がる伊澄。ある意味哀れ。面白いから良いんだけど。

ハヤテのごとく!!（@テレビ東京：デジタル） / アニメーション制作：J.C.STAFF

ハヤテのごとく!!（第19話）

このサブタイトルは間違えなく「トップをねらえ！」だろ？ということで、どれだけネタにしてくれるかと思ったけどまさかマリア[ CV:田中理恵 ]のネタとは（笑）。

Aパートは基本的にトレーディングカードの宣伝ですが、たま～に「これじゃいけない！」と決意するときはあるな。春休み設定を夏休みにぶつけてくるあたりは、季節感が微妙にずれてる中での精一杯の設定か。さすがに休みじゃない時にナギ[ CV:釘宮理恵 ]が遊んでる話はNGでしょうか。

ところで俺の中での今回最高のボケはやっぱり伊澄[ CV:松木未祐 ]の「今までボケた事は一度もありません」だね。これは即効突っ込まないと。

ハヤテのごとく!!（@テレビ東京：デジタル） / アニメーション制作：J.C.STAFF

ハヤテのごとく!!（第18話）

今回は率直に「面白かった」と言える内容だった。なんと言ってもハヤテ[ CV:白石涼子 ]のダメッぷりね。公園での練習で歩[ CV:高橋美佳子 ]に渡せてしまうのか？と思いきや、何の脈絡もなくマリア[ CV:田中理恵 ]登場！タイミング良すぎ（笑）。その後もお約束のようにヒナギク[ CV:伊藤静 ]とバッタリ。

そんな「運が悪い」設定のハヤテですが、この一連の騒動が無ければ上手く歩にお返しを渡せていたか分からないし、やっぱり買った物よりも手作りだよね！ということで、この騒動は実はハヤテにとって運が良かったんじゃない？

そういえば、伊豆ではヒナギクは歩に自分もハヤテが好きだってことを言っていないようだ。このままだと言い出すきっかけが無いような。ヒナギクも自分の中で「ハヤテが好き」と認めただけなく、誰かに話してしまえばより一層、その実感というか充実感を味わえると思う。

ハヤテのごとく!!（@テレビ東京：デジタル） / アニメーション制作：J.C.STAFF

ハヤテのごとく!!（第17話）

温泉に行くところまではおもしろおかしい展開でしたが、やはり温泉に着いてからはちょっとシリアルな展開になるわけですか。今作では単なるツンデレロリッ娘というよりは、大人になりきれない少女という印象の強かったナギ[ CV:釘宮理恵 ]。ハヤテ[ CV:白石涼子 ]とケンカ別れで涙したり、母親の事を振り返りつつも決して弱さを見せなかったり。今まで一人で生きてきたナギの強さと弱さの両方がかいま見える。意外と素直で可愛いヤツじゃないか。

それにしても、遂に宇宙人まで出すのかよ！と突っ込んでみたりもしましたが、さりげなく良い話として終わっていて、しかも何の違和感も感じないとは。あの宇宙人はホントにいたの？それとも母親の見せた夢だったの？堂々と夢オチにして笑いに走っても誰も文句を言わないと思うこの作品で、こういう見せ方をするってことはそれだけ大事なイベントだったってことです。あの宇宙人がいたかどうかは重要なポイントじゃないんだよってね。

ところで。ヒナギク[ CV:伊藤静 ]と歩[ CV:高橋美佳子 ]の二人、あの後結局どうなったんでしょう。歩に自分がハヤテを好きなことを伝えなきゃ！と意気込んでいたその後、ヒナギクと歩の間でどんな会話があったのか？これは次回以降のお楽しみなのかな。

次回からはOPもKOTOKOにバトンタッチ。ストーリーも転換を迎えるんでしょうか。

ハヤテのごとく!!（@テレビ東京：デジタル） / アニメーション制作：J.C.STAFF