みつどもえ増量中!(最終話:第8話)
▼最終話
OPを省略してひとは[ CV:戸松遙 ]が大活躍!列に並んだ時点で、何となく前にいるのは矢部っち[ CV:下野紘 ]なんだろうな~という予感が(笑)。これで一応、矢部っちとひとはは「ガチレン仲間」認定か?
続いてもひとはが見せ場を作った焼き芋屋の親父[ CV:小杉十郎太 ]とのギャンブル対決!投げやりな役目に小杉十郎太をキャスティングするという無駄に豪華な仕様となっております。みつば[ CV:高垣彩陽 ](高垣さん、ちょっと声の調子がよろしくなかったような。)の焼き芋への執念と、ひとはの意地の悪さはもはやお約束。安心して笑える内容でした。
続いて千葉[ CV:山本和臣 ]のバトンパス作戦で見事にハマる矢部っち。そしてフィナーレは、ふたば[ CV:明坂聡美 ]も加わり、三つ子と草次郎[ CV:天田益男 ]のちょっと良い話のようで、近所のおばちゃんに完全に別人扱いされているという微妙すぎるエンディング。上手くまとめつつ、最後までしっかりと笑わせていただきました。
▼全8話の貴重な放送話数が・・・
今考えても、増量中!の1話については、間違えなく止めておくべきだったと言える。2話以降、毎週のように小気味よい笑いを提供してくれただけに、とにかくこの1話が悔やまれる。原作ストックが無かった訳じゃないよな?2話以降は文句なしの展開。無理に1回の放送におけるストーリーを繋ぐ構成にこだわらず、季節感も時間軸もバラバラにしてきたのは正解。原作収録順なのかどうかは未読なので分からないけれど、どの季節、どのイベントを切り取っても思わず笑ってしまうエピソードばかり。
▼1期にも増してみつばの扱いが酷い
俺は1期の時はひとはのあまりに残酷な(笑)仕打ちが好きだったんだけど、増量中!ではそれと同じくらいにみつばも良かった。良かったというか、1期に比べて食欲もひん曲がった根性も増量されすぎ(笑)。ひとはには雌ブタとか呼ばれてるし、人目もはばからず食いまくるはヨダレの海を作るはで、もう最悪。1期→増量中!の変遷に置いて、ここまで極端に扱いが変わったキャラは他にいない。もちろん、矢部っちや佐藤が好きでしょうがない隊、杉崎[ CV:斎藤千和 ]に宮・・なんとか[ CV:大原桃子 ]にと、キャラクターの魅力には事欠かないみつどもえ。その魅力は増量中!でも健在だ。
▼安定した作画と分かりやすいデフォルメ安定した作画が生むわかりやすさなのか、わかりやすくデフォルメされたキャラデザが生む安定の作画なのか。とにかく作品を通して一貫したクオリティを維持。この辺は1期から引き続き、という感じで見てて全くの不安無し。制作サイドとしてはそれほど難易度の高く無い作品なのか?とは言え発色も鮮やかで色使いも綺麗だったし、アニメーションとしての完成度については文句なし!1期から増量中!までの期間を考えると、実質変則分割2クールって事だったと思うので、3期があるかどうかについては、パッケージのセールスにかかっていそう。それでもやはり原作ストックがあるのなら、続きが見てみたいと思わせる作品だ。
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