日常(最終話:第26話)
▼最終話
太っ腹みお[ CV:相沢舞 ]に飛んできたボールを、ゆっこ[ CV:本多真梨子 ]が奇跡的なプレーで回避を手助け!思わず「ちょっと待て!」と言わんばかりに、リプレイ。
そして麻衣[ CV:富樫美鈴 ]に落ちてきた黒板消しも、まさかの回避。どうも何かのスイッチをゆっこが押した模様。最後はなの[ CV:古谷静佳 ]の手がすっぽ抜けて終了(笑)。こういう小ネタの集合こそ、日常の日常らしいところだ。
その「飛んで火に入る夏のロボ」、なのと中村先生[ CV:水原薫 ]。そう言えば阪元[ CV:白石稔 ](大将)は中村先生の飼い猫だったのか。すっかり忘れていた。
そしてネジを再装着してしまったなのの誕生日ケーキ。まぁこの作品で食べ物系はNGですよね。いろんな意味で。今回はカボチャに始まり、中村先生のカップ麺、そして落下するケーキ・・。キャンプのカレーを思い出さずにはいられない。しかし誕生日が奇跡の一致とは。ゆっこ、恐るべし。そしてネジはそういうオチか(笑)。
▼2クール頑張った!
ギャグアニメの場合、長く続けるとどうしてもダレてくるし、面白みも薄くなってくるもんだ。古くはエクセル・サーガ(1999年)なんて作品もあり、2クールは正直不安だったんだけど・・。最後まで笑いの絶えない作品でした。1回の放送分の中での玉石混淆はあれど、何処かに必ず笑いのツボがある。ニコ動のコメントを見ている限りそのツボは人それぞれのようで、それが逆に作品のクオリティの高さを物語っていたんじゃないだろうか。
▼キャラの個性がありすぎて困る
最初は接点の無かったなのとゆっこ・みお・麻衣が、やがて同じ高校に通うようになり・・。別々のエピソードとして十分に成立していた彼女たちが、絡み出すもんだからもう大変なことに。それ以外のサブキャラもそれだけで1話分のエピソードが作れるんじゃないかと思うくらい、みんなキャラが立ってる。これだけのキャラを揃えても、あくまで「日常」という作品でしっかりまとまっているところが凄い。
▼京アニらしいこだわりの作画
全編を通じての作画クオリティももちろん良好なんだけど、所々での超絶作画がまた凄い。最初から最後までニコ動で見たので、解像度も低いし画質もそんなに言い訳じゃないんだけど、それでも「これはすげ~」と思える作画。BGMにもこだわりを感じたし、作品全体で「とっても良くできたアニメ」だ。
これなら是非2期も、と言いたいところだけれど、どうにもBlu-rayが高すぎる・・。特装版とはいえ、2話収録で7,980円の全13巻は相当に裕福な人でないと買えないぞ。
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