ダンタリアンの書架(最終話:#12・第14話)
▼最終話
ヒューイ[ CV:小野大輔 ]が幻書の朗読を始めたとき、「お!?この文章はどこかで聞いたことがあるような・・・」という既視感。そしてすぐに「なるほど、OPの歌に日本語のテロップがあったのはそう言う意味か」と理解した。今回はOPも無かったしね。
作中、常に重要なポジションに良そうな雰囲気で、しかし謎の存在のままだった"書架の少女"。この最終話のエピソードを見る限り、俺はあの少女がダリアン[ CV:沢城みゆき ]の管理する幻書の1つだったんじゃないか?という結論に至った。過去、ヒューイと直接であったかのような振りだったから、既にこの世には居ない、しかし存在した過去のある人なのかも。
そして遂に、最終話にしてラジエル[ CV:矢作紗友里 ]とダリアンがはち合わせ!あれ、ラジエルってこんなに可愛い感じだったっけ?ようやくライバルと言えそうなキャラクターと出会えたところで、物語はお終い。
まだ作品としては続きを作ることはできそうな終わり方だけど、1つの区切りという意味ではちょうど良い終わり方だったんじゃないかな。
▼やや抽象的なストーリー
1話を見て、そして放送前の紹介特番を見て、この作品はマニアックで難解な雰囲気だぞ・・・という予感はしていたんだけど、まさにその通り。そしてそれだけでなく、知識が無い故かもしれないけど、どうにも内容が抽象的に感じた。
最初の頃は一生懸命、作品のストーリーやその核心である"本"の存在を理解しようとしていたんだけど、その本が表現したかったことが何だったのか。そこにどのような意味がこめられていたのか。それを考える余裕は、残念ながら俺にはなかった。時々軽いエピソードもあって、それはそれで面白かったけどね。
▼キャラクターの存在感
作品を主として構成するキャラクターがそれほど多くないこの作品。それだけキャラクターの立ち位置は重要。そのはずなんだけど、段々とダリアンとヒューイの存在感が薄くなっていく。ダリアンは説明ゼリフが多くなるし、ヒューイはストーリーを進行するための道具に近づく。むしろラジエルの方がキャラクターとしては分かりやすいし、彼女サイドのストーリーの方が、エンタテインメント性はありそうな気がする。
▼ダークな世界観
時には晴れた草原を車で駆け抜けるヒューイだけど、この作品の基本はやはり"闇"だと思う。その中に黒い洋服、濃い青の髪の毛のダリアンがいるわけで、どうしても画的に単調な印象はぬぐえず。作画クオリティ的には並と言ったところかな。背景は水彩画をぼかしたような表現だったけど、これもあまり綺麗には見えなかった。
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