NEEDLESS：最終話（第24話）

▼最終話
随分と早いスケジュールで最終話を向かえたな。最後は結局アークライト[ CV:東地宏樹 ]にブレイド[ CV:子安武人 ]が打ち勝った。分かってはいても最後の戦いは緊張感もあって、迫力もあって、とにかく見応えがあった。ここまでストーリーを盛り上げてきた美少女部隊やアルカ[ CV:伊勢茉莉也 ]も加わってオールスター勢揃いのバトル。EDでの後日談エピソードも含めて、作品としてキレイに完結。いや～、面白かった。

▼スピード感のある展開
1話から24話まで、とにかくスピード感のあるストーリーが印象的だった。バトルももちろん、随所に挟まる笑いを誘う大ボケ小ボケが面白い！変に狙いすぎるとストーリーのスピード感を損なうだけのつまらない内容になってしまうところだけど、これが戦いのスピード感そのままにドンドン突っ込んでくるもんだから、ますます勢いが加速する結果に。時に大まじめ、時に大ふざけ。このバランスがとにかく良かった。

▼頭の悪いキャラクター（褒め言葉）
クルス[ CV:遠藤綾 ]はさておき、アダムにイヴ[ CV:喜多村英梨 ]、さらには美少女部隊とまぁみんな頭の悪いこと（笑）。微妙にネジが緩んでる登場人物どうしがそのままの勢いで戦闘開始するわけで、何も起こらないわけがない。その中でもベストはやはり美少女部隊の三人がマッパになるためにお膳立てされた6話でしょうか。個人的には未央[ CV:牧野由衣 ]のキャラに完全にやられました。

▼迫力のある映像
とにかく登場するキャラクターみんながみんな、線が太くて濃くて暑苦しい（笑）。実際の絵では特段普通のアニメと大きな差はないんだけど、第一印象がそう見せる。終始一貫したクオリティ、とはいかなかったのが残念だけれど、HD制作らしいシャープな絵と、昔からの暑苦しい雰囲気を上手く融合させたな。

NEEDLESS（@TOKYO MX：デジタル） / アニメーション制作：マッドハウス

NEEDLESS（第23話）

久々に美少女部隊登場！だけどちょっと遅すぎたか。ストーリーが真面目モードにチェンジしているので、残念ながら俺が期待したほど未央[ CV:牧野由依 ]の活躍は無し。そもそも牧野由依、久々すぎて未央の声忘れてんじゃないか？ちょっと声低くなってる気がするんだけど。

その美少女部隊が信奉するアークライト[ CV:東地宏樹 ]は22話のフラグ予想どおり生き返りました。そしてイヴ[ CV:喜多村英梨 ]は20話での予想どおり、香澄[ CV:久川綾 ]の遺伝子が使われていた。

予想どおりなんだけど、ストーリーの過去と現在の繋がり方が爽快なもんだから、ガッカリ感よりもさらにストーリーを深く楽しめる要素になっているところが大したもんだ。ところで次回でホントに最終回なのか？

NEEDLESS（@TOKYO MX：デジタル） / アニメーション制作：マッドハウス

NEEDLESS（第22話）

左天[ CV:谷山紀章 ]、遂に本性を現す。既にバレバレだったけど、自ら神無月と名乗る。こうなると、ぶっ飛ばされたあげくにグッサリ逝ってしまったアークライト[ CV:東地宏樹 ]が哀れに思えてくる。神無月も自分が心血を注いだ研究成果の一部のはずなのに、あっさりと片付けてくれたよなぁ。

と言いつつ、第四波動で跡形もなく吹き飛んだかと思ったら、形をとどめていたことを考えると死んでないフラグが立ってる気はするけども。

ところで、次回は既にお役ご免かと思われていた美少女組が再登場！やっぱりNEEDLESSには未央[ CV:牧野由依 ]がいないとね。俺的に。

NEEDLESS（@TOKYO MX：デジタル） / アニメーション制作：マッドハウス

NEEDLESS（第21話）

20話に継いで過去の話。今回はアークライト[ CV:東地宏樹 ]との因縁の始まり。そしてブレイド[ CV:子安武人 ]とイヴ[ CV:喜多村英梨 ]の出会い。さらにはイヴの存在意義まで。

20話に続いて21話でも、ここまで深くストーリーのバックグラウンドと土台を用意しておくのか！と驚くほど厚みのあるストーリー。超SF的な展開は「そういうことがあった」的な説明で終わらせるのがアニメの常套だと思うんだけど、これだけ説得力のある過去の出来事があって、それをしっかりと時間を使って見せてくれると、知らないうちに作品への没入度がかなり上がっている。最後にちょこっとだけ今に戻ってきたところで、ハッと我に返る感じ。あ、そういえばブレイドとアークライトが激突してるところだった。

NEEDLESS（@TOKYO MX：デジタル） / アニメーション制作：マッドハウス

NEEDLESS（第20話）

ブレイド[ CV:子安武人 ]とアークライト[ CV:東地宏樹 ]の過去。普通のアニメなら適当な説明で済ませてしまいそうな所を、ここまでしっかりとしたストーリーが用意されているとは。すっかり見入ってしまった。認可前の呼称「A-A」と「A-B」に香澄[ CV:久川綾 ]が名付けた名前。そしてようやく見つけましたよ、左天こと神無月[ CV:谷山紀章 ]。もしかして彼は未だにこのプロジェクトに固執しているんだろうか？

そもそもブレイドとアークライトが生み出された理由、研究の目的を伏せたまま上手い具合にストーリーが進むもんだから、今回はあっという間に1話が終わってしまった。最後にちょこっとだけ登場したイブ[ CV:喜多村英梨 ]。そういえばイブと香澄の髪の毛の色は完全に同じだよな。何か関係有りか？香澄が死ぬ前にイブは既に誕生していたみたいだから、単純に香澄のクローンって訳でもなさそうだけど。

あと、今のところ完全に謎で全く持って理由が分からないことが1つある。そうです。ブレイドが何故にロリっ娘 美少女好きになったのか！これでしょ、これ。一番大事とこ。それにしても相変わらずEDが始まると突如として異世界に飛ばされた気分に・・。

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NEEDLESS（第19話）

どうやらシメオンも一枚岩ではないようです。というよりもアークライト[ CV:東地宏樹 ]も上手いこと利用されているんだろうか。そして18話で怪しげな動きをしていた左天[ CV:谷山紀章 ]も、アークライトを利用している側のようです。

おそらくアークライトも左天たちの企みは分かっていそう。利用されているフリをして、自分の目的を達成するために今は気づいていないと思わせているのかも。その目的はもちろんブレイド[ CV:子安武人 ]の身体を手に入れること。この二人の戦い、今のところはアークライトが一方的に強い。最初は誰とやるときもブレイドはイマイチ強く見えないんだけど、ここからの粘りが持ち味。

まだ最終話まで話数がそれなりに残ってるんだけど、既にクルス[ CV:遠藤綾 ]たち脇役の出番が無くなってきた。ちょっとシリアス路線すぎない？大丈夫？

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NEEDLESS（第18話）

なにやら左天[ CV:谷山紀章 ]の行動が怪しい？最初は「もしかしてあのレジスタンスのリーダー！？」とか思ったのの、彼は殺されたっぽいし、同時に同じ画面に登場してたシーンもあったよな？それとも本来の左天を倒した上で・・的な真相か？どうも単純にイヴ[ CV:喜多村英梨 ]の敵という気配ではないが、いい人って訳でもない。圧倒的に不利になりつつあった状況が左天をきっかけに急変。

今回は今までの重すぎる流れを少し反省したのか、少々の小ボケを入れてもらいましたが、美少女隊とブレイド[ CV:子安武人 ]の戦いに一区切りついてからは、ヘビーな内容が続くな。先週の次回予告から「もしかしてアルカ[ CV:伊勢茉莉也 ]も死刑という名のマッパの刑か？」とか少しだけ期待してたんだけど、おふざけは無しでした。

NEEDLESS（@TOKYO MX：デジタル） / アニメーション制作：マッドハウス

NEEDLESS（第17話）

クルス[ CV:遠藤綾 ]の回想という形で、少々時間軸が巻き戻る。これが1話の少しだけ前、言ってみれば第0話的な内容で、今見るからこそこれはなかなか面白い。アルカ[ CV:伊勢茉莉也 ]の裏切りが分かっているからこそ、白々しい気持ち半分、虚しさ半分。クルスは絶望のまま死を向かえてしまうのか？さすがに（一応）主人公だし、それはないと思うんだけれども。

この「0話」の内容からも、もはやアルカが改心してクルスを助けてみたり、実はダブル裏切りでシメオンを離脱してみたりするような、ご都合主義の内容は期待できそうにないよなぁ。しかも相当に強いわけで、アルカに勝つためには完全に息の根を止めるか、もしくはフラグメントを無効化するような方法があるなら何とか・・。そんな都合良くは行かないか。クルスもアルカの服が破けるのを心配している場合じゃないぞ（笑）。

NEEDLESS（@TOKYO MX：デジタル） / アニメーション制作：マッドハウス

NEEDLESS（第16話）

左天[ CV:谷山紀章 ]のフラグメントは「熱」を操る力ってことか。人間電子レンジみたいなヤツなわけね。1話での俺の予想は微妙に近かったんだけど、正解にはちょっと足りなかったな。それにしてもこの左天のフラグメントを見破るとは、クルス[ CV:遠藤綾 ]の眼力もたいしたもんだ。

そんなクルスの眼力をもってしても見破れなかったのはアルカ[ CV:伊勢茉莉也 ]の正体。俺はてっきり操られてるパターンだと思っていたのに、むしろレジスタンス幹部の方を演じていたとは。これは結構ショッキングな展開だ。美少女隊がいなくなってから、ストーリーが急にシリアス方面へ突っ走りだした感じだ。

照山[ CV:伊藤健太郎 ]はまたもや瀕死の重傷な雰囲気だし、セト[ CV:福原佳織 ]もソルヴァ[ CV:今井麻美 ]も本当にこいつら強いのか？と思うくらいあっさりとアルカにやられる。息もつかせぬ展開とはまさにこのこと、ここにきて息を抜く暇もない。

NEEDLESS（@TOKYO MX：デジタル） / アニメーション制作：マッドハウス

NEEDLESS（第15話）

必死に左天[ CV:谷山紀章 ]のフラグメントを暴こうとするクルス[ CV:遠藤綾 ]。遂に何かに気づいたみたい。何々？と気になる展開で次回へ持ち越し。う～む、左天のフラグメントは何だ？炎と氷だったら「水」「空気」「気象」「環境」とかのキーワードは思いついたんだけど、吸収するところが説明出来ないんだよな。

でもでも。それ以上にクルスには突っ込んでおきたい。シメオン四天王の残り一人。どうみてもお前の姉ちゃんだぞ。14話のアルカ[ CV:伊勢茉莉也 ]死亡連呼が伏線で正解だったわけだけど、こんなにも早く登場するとは。果たしてアルカも操られているのか。

シリアス路線は深まっていくばかりですが、今回は細かく頭の悪い展開を挟んでくれたのが良かった。ついでに前回の2クール突入から戦隊モノのOP風になったOPも良い感じにバカ。EDはちょっと、というより相当まともになっちゃったけど（笑）。

NEEDLESS（@TOKYO MX：デジタル） / アニメーション制作：マッドハウス